甚大な被害の台風15号上陸から5年 住まい守る取り組み進む

専門家「2001年以前に建てられた住宅は耐風診断の検討を」

8万棟を超える住宅が被害を受けた5年前の台風15号では、2000年よりも前の建物で被害の割合が高かったことが明らかになっています。

この台風では屋根瓦の一部を固定していない住宅で特に被害が多くみられたことから、国は対策を進めようと、3年前から屋根が風に耐えられるか調べる「耐風診断」に補助を出し、国土交通省によりますと全国で2022年度は55件、昨年度は167件と利用者が増えています。

また、瓦を固定する「耐風改修」にも補助の制度があり、昨年度までに全国であわせて1642件の利用があったということです。

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